一級建築士試験の製図試験では、タイムマネジメントが合否を分ける最重要ポイントです。6時間半という長丁場をどのように配分するかで、最後まで描き切れるか、途中で終わってしまうかが決まります。
私自身、受験勉強の初期は腕時計だけで時間管理をしていました。しかし模試や自宅練習で何度も「エスキスに時間をかけすぎる」「作図の後半で焦って線が乱れる」といった失敗を繰り返しました。そんな中で出会ったのが、タニタの多機能タイマー TD-370N です。
今回は、このTD-370Nの基本的な使い方と、実際に私が試して効果のあった「おすすめ時間設定パターン」を紹介します。


TD-370Nの特徴と使い方
1. カウントダウン機能
設定した時間から逆算して表示してくれるモード。エスキスや作図の制限時間を決めて使うのに最適です。
👉 使い方:
- 時間を設定 → STARTボタンでカウントダウン開始
- アラーム音量は「小」設定にすると試験会場でも安心
2. カウントアップ機能
経過時間を測るストップウォッチモード。残り時間よりも「経過時間を意識」したいときに便利です。
👉 使い方:
- STARTボタンを押すだけで計測開始
- 途中でSTOP → RESETでリセット
3. 複数のアラーム設定
TD-370Nは、複数のアラームを仕込んでおけるのが大きな魅力です。これにより、作業ごとの切り替えポイントを自動で知らせてもらえます。
👉 例:
- エスキス30分
- 作図スタートから2時間
- 残り1時間
こうした段階的なアラーム設定で、常に冷静に進められます。
私の実体験:タイマーが救ってくれた瞬間
模試での失敗談ですが、私は以前「作図に没頭しすぎて残り時間を見失う」という大きなミスをしました。時計を確認するのを忘れ、気づいたら残り45分。記述に時間を割けず、答案が中途半端に終わったのです。
しかしTD-370Nを導入してからは、強制的にアラームが鳴って切り替えの合図をくれるため、集中しすぎることがなくなりました。本試験でも「残り1時間」の通知で気持ちを切り替え、落ち着いて記述に取り組むことができました。
正直、TD-370Nがなければ合格できなかったと今でも思います。
おすすめの時間設定パターン
ここからは、私が実際に使っていた時間管理パターンを紹介します。自分の作図スピードに合わせてアレンジするとさらに効果的です。
パターン1:王道型(バランス重視)
- エスキス:30分(アラーム設定)
- 作図:3時間半(途中2時間でアラーム)
- 記述:45分
- 見直し:残り時間
👉 特徴:エスキスを短く区切り、記述の時間も確保できる。初心者〜中級者におすすめ。
パターン2:作図集中型(描くスピードに不安がある人向け)
- エスキス:45分
- 作図:4時間(途中2時間ごとにアラーム)
- 記述:30分
- 見直し:残り15分
👉 特徴:作図にしっかり時間を取る。線が遅い人や、図面を仕上げきれない不安がある人に合う。
パターン3:仕上げ型(慣れてきた人向け)
- エスキス:25分
- 作図:3時間15分(途中で90分アラーム)
- 記述:50分
- 見直し:残り時間
👉 特徴:エスキスを短縮し、仕上げと記述に時間を割く。模試で安定して描き切れるようになった段階で取り入れると◎。
TD-370Nを使いこなすためのコツ
- 模試や練習の段階から必ず使う
→ 本番で初めて使うと逆に混乱します。 - アラームは「音量小」で設定
→ 会場で大音量はトラブルの元。 - 机の右上に固定して視界に入れる
→ 常に時間を意識しながら作業できる。 - 残り時間より「区切り時間」を意識する
→ 例:「あと何分」ではなく「次のアラームまでは○分」と考えると精神的に落ち着く。
まとめ
- TD-370Nは カウントダウン・カウントアップ両方対応、複数アラーム設定可能 で製図試験に最適
- 本番で安心して使える「音量調整」機能が特に便利
- 実際に私はTD-370Nのおかげで時間配分を誤らず、合格につながった
- 時間設定は自分の描くスピードに合わせてカスタマイズが大切
製図試験は「時間を制する者が合格を制する」と言っても過言ではありません。TD-370Nを相棒にして、冷静に最後まで描き切れる自分を作り上げてください。


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