一級建築士試験の製図試験では、タイムマネジメントが合否を分ける最大のポイントです。どれだけ図面を描くスピードや精度を高めても、時間配分を誤れば最後まで仕上げることはできません。私自身も受験生時代に、「いかに効率よく時間を刻めるか」に悩み、さまざまなタイマーを試してきました。
今回は、実際に私が使用してきた TD-370Nを中心に、他のタイマーとの比較を行い、製図試験に本当に最適な選び方をまとめていきます。

製図試験におけるタイマーの重要性
製図試験は学科試験と違い、長時間(6時間30分)をどう管理するかが勝負です。
大きな流れとしては以下のようになります。
- エスキス(30〜60分)
- 作図(3〜4時間)
- 記述(30〜60分)
- 見直し(残り時間)
この流れを守るためには、腕時計だけでは不十分。アラームやカウントダウンで確実に時間を知らせてくれるタイマーが必要不可欠なのです。
私が試したタイマーの種類
私は試験対策中に、以下のようなタイマーを試しました。
- 100均のキッチンタイマー
- スマホのタイマー機能
- TD-370N(タニタの多機能タイマー)
それぞれのメリット・デメリットを整理していきます。
1. 100均のキッチンタイマー
最初に手を出したのは、100円ショップで買えるシンプルなタイマー。
- メリット
- 安価で入手しやすい
- スタート・ストップが簡単
- デメリット
- 音量が大きすぎて試験会場で使うのは不安
- カウントアップ機能がないものが多い
- 時間を複数設定できない
実際に模試で使ったとき、「ピーピーピー!」と鳴り響いて周囲の受験生に迷惑をかけてしまい、すぐに使用を断念しました。
2. スマホのタイマー機能
次に試したのがスマホ。アラームやストップウォッチもあり便利に感じました。
- メリット
- 多機能(複数のアラーム設定可)
- バイブのみで通知できる
- デメリット
- 試験中はスマホの使用が禁止
- バッテリー切れのリスク
- 電源を切っておかないと不正行為と見なされる可能性あり
結論としては、本番で使えないため練習用にしかなりませんでした。
3. TD-370N(タニタ)
そして最後にたどり着いたのが TD-370N。受験仲間からのすすめもあり購入しました。
- メリット
- カウントダウン・カウントアップ両対応
- 複数時間を設定できる
- アラーム音量を調整可能(小さめ設定が◎)
- 液晶画面が大きく見やすい
- ボタンが押しやすく操作が直感的
- デメリット
- 値段は100均より高い(2,000〜3,000円程度)
- 大きめサイズでペンケースに入らない
実際に私は模試から本試験まで TD-370Nをフル活用しました。
「エスキス30分でアラーム」「作図2時間ごとにチェック」「残り1時間で通知」と、段階的に時間を管理できたおかげで、常に冷静に進められたのです。
TD-370N vs 他タイマー:比較表
| 項目 | 100均タイマー | スマホ | TD-370N |
|---|---|---|---|
| 試験本番で使用可 | △ | ✕ | ◎ |
| アラーム音量調整 | ✕ | ◎ | ◎ |
| カウントアップ | △ | ◎ | ◎ |
| 複数アラーム設定 | ✕ | ◎ | ◎ |
| 見やすさ | △ | ◎ | ◎ |
| 信頼性 | △ | △ | ◎ |
こうして比較すると、本番で安心して使えるのはTD-370N一択という結果になりました。
私の実体験:TD-370Nがあったから救われた瞬間
本試験のとき、私はつい作図に没頭しすぎてしまい、気づけば「あと2時間しかない!」という状況に。
しかし、事前に設定していたTD-370Nのアラームが鳴り、そこで冷静に 「記述に30分残す」計算へ切り替え。そのおかげで、最後まで答案をまとめることができました。
もしタイマーなしで腕時計だけを頼りにしていたら、絶対に時間を見誤っていたと思います。
製図試験に最適なタイマー選びのポイント
最後に、これからタイマーを選ぶ人へのアドバイスです。
- 試験本番で使用できるか確認する(スマホはNG)
- アラーム音量を調整できるもの(静かでも気づける程度)
- カウントアップ・カウントダウン両対応
- 液晶が大きく見やすい
- 操作がシンプルで直感的
これらを満たすのが、やはりTD-370N。試験に挑む受験生にとっては「合格を支える相棒」と言っても過言ではありません。
まとめ
- 製図試験ではタイムマネジメントが最重要
- 100均やスマホのタイマーは制約が多く本番向きではない
- TD-370Nは機能・信頼性ともに受験生に最適
- 私自身もTD-370Nのおかげで時間配分に失敗せず合格できた
これから製図試験に挑む方は、ぜひ 「時間を制する=試験を制する」 という意識で、信頼できるタイマーを選んでください。
👉 次回は「TD-370Nの使い方とおすすめの時間設定パターン」についても詳しくまとめてみたいと思います。


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