一級建築士製図試験まで残り1週間。
「もう時間がない…」と焦る気持ちは痛いほど分かります。私自身も受験時は、最後の1週間はとにかく不安で、「何をやればいいのか」「まだ間に合うのか」と自問自答を繰り返していました。
しかし、逆に言えばこの1週間は“合格に直結することだけ”に集中できる黄金の時間です。やみくもに新しい課題を解くのではなく、今まで積み上げてきた練習を整理し、確実に本番で力を発揮できる準備を整えることが最重要です。
ここでは、私が試験直前に取り組んで効果的だった「最終チェックリスト」を紹介します。


1. 過去に自分が描いた図面を振り返る
新しい課題に手を出すよりも、まずは自分のミスを再確認しましょう。
私は最後の1週間で過去に描いた10枚ほどの図面を机に広げ、「自分の失敗パターン」を徹底的に洗い出しました。
- 寸法線の抜け
- 方位の書き忘れ
- 断面位置のズレ
- エスキスの時間超過
意外と“毎回同じようなところ”でミスしていることに気付きます。本番でやらかす可能性が高いのもここ。過去問や練習課題は、解くよりも「見直すこと」に意味があります。
2. エスキス30分ルールの最終確認
試験本番で一番怖いのは、時間が足りなくなること。
私は受験1年目、エスキスに50分かけてしまい、作図が終わらずに不合格になりました。
そこで2年目は「エスキスは必ず30分以内」とルールを徹底。そのために残り1週間は、毎日「30分タイマーをセットしてエスキスだけ行う」練習を繰り返しました。
- タイマーを使って時間感覚を体に染み込ませる
- 30分でプランがまとまらなければ「次に進む」勇気を持つ
この練習をしておくだけで、本番の安心感が全然違いました。
3. 試験当日の持ち物リストを完成させる
直前に慌てないために、道具の最終チェックは必須です。私はこれを怠って、試験当日にシャーペンの芯が途中で折れて焦った経験があります…。
- シャーペン(0.7mm推奨)+替え芯
- 三角定規・三角スケール
- 消しゴム(硬め・柔らかめ2種類)
- 時計またはタイマー(音が出ないタイプ)
- 筆記用具のスペア
さらに「自分だけの必須アイテム」も確認しておきましょう。私は手汗が多いので、ハンカチとウェットティッシュを必ず用意しました。
4. 作図スピードを維持する練習
残り1週間で新しいプランニング力は身につきませんが、作図のスピード感は維持できます。
私は毎日1時間だけ「平面図と断面図の一部を描く」練習を続けました。
- 一度描いた課題を“模写する”感覚でスピードアップ
- 線を迷わず引く感覚を最後までキープ
- 記号や文字の大きさを統一
特に文字の雑さは減点対象になりやすいので、ラスト1週間は「読みやすい文字」を意識しました。
5. 本番のシミュレーションをする
試験本番は独特の緊張感があります。私は受験前に「本番と同じ環境」を作ってシミュレーションをしました。
- 朝から試験時間に合わせて開始
- 携帯や雑音を遮断
- 試験中の休憩や水分補給も再現
これをやっておくと「当日の流れ」を体で覚えられるので、本番での焦りがかなり軽減されます。
6. 体調管理を最優先にする
残り1週間は「勉強時間」よりも「体調管理」の方が大切です。
私は試験直前に風邪を引いてしまった年があり、集中できず悔しい思いをしました。
- 睡眠を7時間確保する
- 栄養バランスの良い食事
- 適度な運動でリフレッシュ
特に睡眠不足は集中力を大きく削ぎます。私は夜遅くまで図面を描くのをやめ、朝型に切り替えたことで試験当日も頭が冴えていました。
7. メンタルの整え方
最後の1週間は「できない自分」を責めがちですが、気持ちのコントロールも大事です。
私は毎晩「今日はこれができた」と小さな達成を書き出すようにしました。
- エスキスを30分で終えられた
- 過去のミスを修正できた
- 作図が4時間半で終わった
こうして“できたこと”を積み重ねると、不安が少しずつ自信に変わります。
まとめ
残り1週間で新しいことをやる必要はありません。
大切なのは 「自分の弱点をつぶす」「本番の流れを整える」「体調を万全にする」 の3つです。
✅ 自分の図面のミスを再確認
✅ エスキス30分ルールを徹底
✅ 持ち物リストを最終確認
✅ 作図スピードを維持する練習
✅ 本番シミュレーションで慣れる
✅ 体調と睡眠を最優先
✅ メンタルを整える
私もこの方法で直前の不安を乗り越え、合格を勝ち取ることができました。
最後の1週間、焦る必要はありません。やるべきことを一つひとつ積み重ねれば、必ず本番で力を発揮できます。
あなたの努力が合格につながることを心から応援しています!

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