【読書】『ポチらせる文章術』(大橋一慶)を読んで気づいた“現場監督パパにも効く”文章の力

20年間現場監督として働き、3人の子どもの父として毎日バタバタしながら生活していると、「文章を書くこと」なんて、正直これまで深く考えることはありませんでした。現場では口頭の指示が多いし、家では子どもたちとのコミュニケーションが中心。パソコンに向かって文章を書くといえば、報告書やメールくらい。でも最近ブログを書き始めたことで、「伝えるって、こんなに難しいのか…」と痛感しています。

そんなときに出会ったのが、大橋一慶さんの『ポチらせる文章術』でした。「ポチらせる」という言葉には最初ちょっと抵抗がありましたが、読み進めるほど「これはネットで物を売る人だけの本じゃない。誰にでも必要な“伝わる技術”だ」と実感しました。

■ “読まれる提案” をつくるだけで、文章は劇的に変わる

本書の中で特に心に残ったのが、「読まれる提案を決めないまま書き始めてはいけない」という大橋さんの教えです。

現場でも、作業内容や動線を明確にしてから動き出さないと、途中でロスが起きたり事故につながることがあります。文章もそれと同じで、まず“目的”と“誰に向けたメッセージか”をはっきりさせることが最初の一歩だということに気づきました。

例えばブログを書いていると、つい自分が書きたいことだけを書いてしまいがちです。でも読者が「自分に関係ある」と思わなければ読み進めてくれない。本書の「読まれる提案→キャッチコピー→本文」という流れは、現場の段取りと同じように、とても理にかなっていました。

■ “欲しい人は誰か” を考える視点は、現場経験と重なる

本書では、防寒着を例に「既存のターゲット以外に価値を感じる人を想像する」ことの重要性が語られています。この考え方は、私が現場監督として働いてきた中でも何度も感じてきたことでした。

例えば、同じ道具でもベテランと新人では使い方が違うし、冬場は作業員よりも現場事務所のスタッフのほうが防寒対策に困っていたりする。つまり “提供する側が思うターゲット” と “本当に必要としている人” は必ずしも一致しない のです。

この発想を文章に活かすと、「誰に向けて書けば価値が伝わるか」が見えてきます。私自身、子育てや働き方に関する記事を書くときに、「同じように忙しいパパ」「現場系の仕事をしている人」「時間のない中で情報が欲しい人」を想定すると書きやすくなることが増えました。

■ ベネフィットを描くと、人は自然と読み進める

本書が教えてくれたもうひとつの重要ポイントが「ベネフィット(手に入る未来)」を伝えることです。

私が現場で新人に説明するときも、ただ「これやって」と言うより、「これをやると後工程がスムーズになるよ」「作業時間が短くなって帰りが早くなるよ」と伝えると行動が変わります。つまり人は“メリットの先にある未来”を感じると動きやすい。

ブログでも同じで、
「この方法を使うと、あなたの毎日がどう良くなるのか」を示すだけで反応がまったく違ってきます。
大橋さんが言う「うわ、気になる。読んでみたい」を作るには、このベネフィットの描き方が核なのだと納得しました。

■ パパとしての気づき――文章は家族とのコミュニケーションにも効く

読み進めるうちに気づいたのですが、この本で書かれている文章術は、子どもとの会話にも使える部分が多いです。

例えば子どもに手伝いを頼むとき、
「早く片付けなさい!」よりも
「片付けたら好きな動画もう少し見れるよ」と伝えるほうが動いてくれる。
これはまさにベネフィット。
文章も言葉も、相手が欲しい未来を提示できるかどうかで伝わり方が変わるのだと改めて感じました。

■ ブログを続ける上での“武器”になる一冊

『ポチらせる文章術』を読んだことで、文章に対する考え方が大きく変わりました。

・誰に向けた文章かを決める
・読まれる提案を作る
・未来(ベネフィット)を見せる
・キャッチコピーは後から磨く

この流れを意識するだけで、文章が格段に書きやすくなる。現場での段取りと同じように、“型”を持つことは効率を上げ、結果を出す近道なんだと実感しています。

これからブログを続けていく中で、この本で学んだことは必ず役に立つと思います。現場で20年働き、家では3人の子どものパパとして奮闘しながら、これからも「伝わる文章」を少しずつ積み上げていきたい。そんな気持ちにさせてくれた一冊でした。


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この記事を書いた人

3児の父であるイクメン一級建築士|二級建築士|宅建士|一級施工管理技士|第2種電気工事士|本業は図面屋|ブロガー|副業を目指してます|元現場監督でブラック社畜出身|みんなとつながりたい

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